最近知ったことの1つに、「こども園」なるものの存在があります。最初聞いた時は正直何かのテーマパークの類かと思ったんですけど実際は違うそうで。
大雑把に言うと、保育園と幼稚園の両方の機能を併せ持つ施設なんだとか。私立の学校とかですと
例えば小中高一貫教育の学校なんかは聞きますけど、幼稚園でそういうのは聞いたことありませんでした。
しかし考えてみれば、時代のニーズに即した施設ですよね。まずシンプルに児童の数です。保育園ですと待機児童が多いですし、
幼稚園だと公立は定員割れしていると聞きます。そこで幼稚園が受け入れ児童の年齢を引き下げることで、どちらの問題も
解決できる、というわけですよ。実際、東京とかの私立の幼稚園なんかだとそうやっている所も増えてきているようです。
それに先も述べた東京や大阪などの大きな都市ですと共働きが多いので、保育園と幼稚園を分けて探す必要がないですから
その辺の手間も省けますよね。共働きの家族にとってはこれってかなりいいことなんじゃないかなと思うのです。実際、私の姉などは
保育園や幼稚園を探すのに非常に苦労していましたから。
その話だけですといいことだけなんですけど、気になるのが職員の話ですね。ただでさえ保育士が不足していますので
対象年齢を引き下げることで、児童も増えますが職員も必要になります。そもそも管轄の行政も違います。一元化のための施設
ですが、三つ巴になったりしないだろうか、という不安もありますけどね。しばらく様子見してみることにします。
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